千葉市若葉区都賀でマタニティ鍼灸師によるマタニティ整体で妊娠中の腰痛・浮腫み改善なら「ほっと鍼灸接骨院」

妊娠すると「リラキシン」という女性ホルモンが多く分泌されます。
リラキシンは骨盤の靭帯を緩める作用があり、出産時に赤ちゃんが産道を通り抜けやすくします。
そのため骨盤の関節が不安定になり、腰や股関節の筋肉に大きな負担がかかることで腰痛が引き起こされます。

妊娠後期になると、赤ちゃんも成長してきて妊婦さん自身の体重が増加します。
体重が増えると腰周辺の靭帯、関節、筋肉の負担も増え、腰痛を引き起こしやすくなります。

お腹が大きくなると、重心が前方になるため上半身を反らせた反り腰の姿勢で生活するようになります。
反り腰の姿勢は腰やお尻の筋肉で体重を支えた状態になるため、筋肉の緊張が強くなり腰痛を引き起こしやすくなります。

妊娠後期では、大きくなった子宮が周囲の血管を圧迫するようになります。
そのため、下半身への血流も悪くなり筋肉の硬さ、冷えなどが強くなり腰痛を引き起こします。

ストレスは自律神経の乱れにつながり、胃腸などの内臓機能を低下させます。
胃の不調は背中の神経にも刺激を与えてしまい、背中から腰にかけての痛みを引き起こします。

妊娠中の浮腫みはホルモンバランスが崩れることが原因となります。
妊娠を維持するために分泌される「プロゲステロン」という女性ホルモンには、体に水分を溜める働きがあります。

必要以上に水分を溜めてしまうことで、ひどい浮腫みを引き起こします。

妊娠中期～後期になってくると子宮も大きくなってきます。
大きくなった子宮が、股関節にある大静脈と呼ばれる太い血管を圧迫してしまうのです。
水分は血流によって体を循環していますが、大静脈が圧迫されることで下半身から心臓に戻る血流が滞ってしまい、浮腫みを引き起こします。

人間はもともと重力の影響を受けて上から下へ血液が流れていきます。
そのため、足から心臓へ血液が戻る際には逆に重力の影響を受けてしまい、血流が滞りやすくなっています。
血液を心臓に送り返す際には、ふくらはぎの筋収縮がポンプの役割を果たしており、「第二の心臓」とも呼ばれています。
妊娠中は１日の活動量が減ってしまい、ふくらはぎのポンプ作用も働きが弱まってしまい、浮腫みを引き起こしやすくなります。

妊娠中の浮腫みで注意が必要なのは、妊娠高血圧症候群のような病気による浮腫みです。
妊娠高血圧症候群の場合、浮腫みの他に高血圧、頭痛、めまい、吐き気、視力低下、急激な体重増加などの症状があります。

妊娠前から高血圧の方、浮腫み以外の症状が出ている方は必ずかかりつけの病院を受診してください。

多くの治療院では、妊娠中の整体はお腹が大きくなっているため横向きで施術を行います。
しかし、横向きでは背骨をしっかり伸ばすことができず、整体の効果を十分に発揮することができません。

当院のマタニティ整体は、妊娠中でもうつ伏せができる特殊な枕を使用しうつ伏せで施術を行います。
クッションには胸とお腹の部分に穴が開いており、胸とお腹が穴にスッポリ入り、潰れないよう設計されています。

枕の上にうつぶせで寝ることにより、足の付け根のクッションで骨盤の位置が高くなり無理なく背骨を伸ばすことができ、寝ているだけで腰の筋肉をリラックスさせることができます。